院長ブログ

2024-03-18 22:04:00

サッカーW杯、五輪やMLB並みの楽しみ

IMG_1016.JPG

 いま大相撲は三月場所の真っ最中です。その十両東の筆頭は時津風部屋の時疾風関です。ご存じのように時疾風関は栗原市瀬峰出身です。ウチの病院にかかっていたかどうかは個人情報ですので申し上げられませんが、自分が仕事する地元出身でこんなトップアスリートが出現したのは初めてです。今回の場所で勝ち越せば幕内昇進だろうと言われています。そうなれば幕内力士は宮城県出身としては28年ぶりだそうです。取り組み時間は診療時間中の夕方なので、ライブで見れるのは中日と千秋楽だけですのがなんとか勝ち越してもらいたいです。ぜひ皆さんも応援してください。

2024-03-18 21:53:00

再び三陸海岸食

 IMG_1047.JPGIMG_1014.JPG

 年齢的によく人の名前をすぐ思い出せないことがあります。患者様は口の中の状況でイメージしていますので、名前を覚えていなくてもレントゲン写真を見たりすると、『ああ、あの方か。』となります。しかし日常生活では有名人の名前でさえ出てこないことがあります。ジョージ・ルーカスは出てきてもスティーブン・スピルバーグが思い出せないとか、インディ・ジョーンズは出てきてもハリソン・フォードは出てこないとかです(写真1)。もちろん焦ってはいますので少しは対策を考えています。記憶対策のポピュラーなところではDHAEPAを取ることですから、これらの脂肪酸をふんだんに含んだ魚の目のあたりを何とか食べようとしています。

それで最近は魚のカマとかをそのまま煮るあら汁をよく食べます。あら汁ですから魚の骨や内臓がたくさん入っています。ところが先日骨だと思っていた硬い異物をよく見ると、なんと極小のカニでした(写真2)。『なんだ子どものカニかい。』とチラ見したものの、『カニってどうやって成長するのだろう。カニの肉は太くなるのはわかるけど、殻はどうなるねん…。』って。子供のころヤドカリは成長すると自分の貝殻を捨て、より大きな貝殻に引っ越す、と聞いたとき『いくら宿を借りるって言っても、その大きな貝殻は一体どこから来るのだろう…。』と悩んだ時がありました。今じゃあアマゾンでヤドカリの引っ越し用貝殻を売ってる時代ですから、ますますどうなっているんでしょう…。

2024-03-18 21:35:00

歴史はくり返さなくてよい

DSCF0476.JPG

本年1月1日に発生した令和6年能登半島地震により被災された多くの皆さま方には、心よりお見舞い申しあげます。また被災地が一日でも早く復興されますことと、心身ともに不調をきたされた皆様には一刻も早く回復されることをお祈り申しあげます。

今年も3月11日を迎えました。しかし今年はこともあろうに元旦に能登半島地震が発生しました。その被災状況を見聞きするにつけ、自分のことですが大震災のことが昨日のようにフラッシュバックしてきます。自分の実家は気仙沼の大島汽船発着所そばでしたので、震災直後は一階部分が津波で完全に倒壊(写真)。現在生家は跡形もなくなり跡地には災害復興住宅が建っています。最大震度7と言われた東日本大震災は1000年に一度ともいわれていましたが、結局この十三年の間に震度7クラスの大地震は熊本地震、能登半島地震と全国で発生しました。もうこの国では災害レベルの地震は避けられません。せめて地震が起きても自分の身を守る準備だけはしておきましょう。

2024-02-23 23:46:00

認知症と地中海

fig1_chichukaishoku-tokucho.pngIMG_1002.JPG

 

仕事がら、歯や口と認知症との関係は重要視しています。現在はむし歯が多かったり歯を失ったままにしていたり重度の歯周病の人は将来的に認知症になる可能性が高くなるということが明らかになってきました。日常の診療でもそのことをかなり意識して患者様の大事な歯を失わなわないように努力しています。それに加えて歯や口以外で認知症を防ぐための方法についても興味があります。例えばある認知症専門の先生のお話では、運動不足と低年齢からの高血圧症が高リスクAランクらしいです。

 

   独言『高血圧はまだしも、普段運動しろっていわれてもねえ…。』

 

 逆にプラス要素としては、よく笑うことで認知症は防げるのではないかという理論です。ある介護施設でお笑い芸人がコントをしたら、直後の検査で入所している皆さんの認知機能が普段より向上した、という結果があるそうです。よく笑うと血糖値も下がるといわれており、糖尿病は認知症の悪化要因でもありますから関係あるかもしれません。

 

  独言『これは大丈夫。笑うときは周りが引くくらい大きな声で笑ってるし。』

 

それと結構大きい要因は食事にもあるようです。もちろん食事のバランスもあるでしょうがよく食べるべきは魚、野菜、果物、豆、オリーブオイルそして赤ワイン。

 

  独言『おおー!三陸海岸育ちの自分としては魚はしょっちゅう食ってるし、トマトはおやつがわりで毎日食べなきゃ死んでしまうし、オリーブオイルはそれにジャブジャブかけてるし、豆腐の味噌汁大好きで、赤ワインは通販で激安のを毎日のように飲んでるし、いいね!』

 

 逆にセーブすべきは肉製品と米やパンの炭水化物、スイーツらしいです。

 

   独言『肉ねえ…。魚と言っても肉の方が安いし…。米も食べなきゃ腹減るしなあ…。』

 

実はこの認知症予防に効果があると言われる食事様式は地中海周辺でよく食べられている地中海食のことです。ハーバード大学やWHO、Oldwaysなどが公表した地中海食ピラミッドが有名ですね(写真:2003 Oldwaysより)。そのほかにも地中海食は生活習慣病や認知症の予防にかなり効果があるのではないかという発表が多くみられます。

 

  独言『地中海食かぁ。行ってみてぇなあ。ジュディ・オングねぇ。若い人は誰も知らないだろうなぁ。エーゲ海に捧ぐ…なんてね。でも三陸海岸食に赤ワインではダメなんだべか。』

 

 赤ワインは脳梗塞や認知症の予防に効果があるようですが、2月19日厚生労働省が発表した「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」によりますと、酒量より純アルコール量が重要で、1日当たり約20グラム以下にすべきということらしいです。ワインで言えばグラス2杯弱!

 

  独言『グラス2杯かあ…。結局飲みすぎるなってことだよねぇ。』

 

 ただ最近はアルコールを控える流れになってきて、かつて一世を風靡したストロング系のお酒は各メーカーが生産を抑制するようになりましたし、あえて酒を飲まない「ソバーキュリアス」なんてワードもZ世代を中心に出てきました。やがて「酒のみ」は高齢者にしかいなくなるのではないでしょうか。

 

  独言『タバコは吸わないけど、酒は大学の歓迎コンパからずっと飲んでるしなぁ…。』

 

 またその厚生労働省のガイドラインには、ストレス発散や不眠解消のための飲酒は慎み、お酒を飲む前や合間に水を飲むことが推奨されています。

 

   独言『ふーん。じゃあ今日の夕食は、赤ワイン飲む前に認知症予防に効くっていうシークワーサー(写真)を炭酸で割って飲めばナンクルナイサー。』

 

 

 

 

2024-01-29 08:04:00

雪面に咲いた花

IMG_0670.JPGDSCF0439-2.JPG

一月も中旬を過ぎ道路の水たまりも凍ってなく、「あったかい冬だなあ。」と安心してたら、24日にやっぱり雪が降りました(写真1)。早速朝、病院の前を雪かきしましたが、前日まで気温が高かったせいで地表自体は冷えてなかったのでしょう、下の部分の雪は溶けていました。2,3日で道路はもちろん周辺の大部分の雪は少なくなると思いますが、当病院は北向きで玄関前だけは雪が残りがちですので、通院される患者様においてはお気を付けてご通行ください。

当病院ではセキュリティ強化のため患者様用駐車場をビデオモニターで監視、録画しております。写真2はこの日の朝の駐車場を映したモニターの画像です。雪が降った日の朝は決まって駐車場に、写真手前に映っているようなタイヤの跡でできた雪の花が咲いたりハートが現れます。雪かきと言っても駐車場まではできないので患者様にはご迷惑をおかけしており誠に申し訳ありません。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...