院長ブログ
聞いた後で うろ覚えの歌詞を ネットの歌詞検索で調べた良曲5選
よくラジオ(写真)などで全く予期せぬ時に流れてきた曲で、『おーっ。これは良い曲だがなんていう曲名だろう‥?』と思っているうちにCMとなり、永遠に不明のまま終わることが昔からありました。しかしずいぶん前から曲の一部のフレーズさえ知っていれば、ネットで曲目が調べられる時代になっています。ですからそんな時はその曲のサビのフレーズを何度も復唱して暗記し(これって意外と大変なんすけど)、後で携帯やPCで曲名を調べることがよくあります。そんなネットの歌詞検索サイトに救われて何度でも聞けるようになった心に残る5曲です。
「ひとり」~ゴスペラーズ
ゴスペラーズはニュースステーションのオープニングを唄ったのがメジャーデビューだったのは知ってましたが、初めてこの曲を車のFMで聴いたとき、「これ‥EXILE…? なわけないよな。」となって車を降りてすぐ調べて知りました。「ひとり」というくらいですから失恋の唄かと思ったら真逆で、アカペラのゴスペラーズ圧巻のナンバーです。
「366日」HY
いい曲は初めて聞くのに聞いたことある感が良くあります。それは今まで自分が聞いたことのあるいい曲の気に入ったパートをなぞってしまうからでしょう。この曲はコンテンポラリーなミクスチャー・ロックでしょうが、聞けばやや歌謡曲に近くどこかで聞いたことがあるような曲調ですが、「このグループは沖縄出身?」とすぐわかるほど旋律に沖縄を感じましたね。またボーカルの声質は人種や民族が反映されますので、サラ・ボーン、ビリー・ホリディ、エラ・フィッツジェラルドとかは誰が聞いてもUSジャズボーカルだってわかるようにボーカルの仲宗根さんの声は「沖縄出身なんだろうなあ。」とわかりました。沖縄行ってみてー!
「糸」一青窈、ATSUSHIほか、feat.中島みゆき
この曲も何年か前に一青窈さんで聞いた時、「あれ‥?聞いたことあるんだがなあ・・。でも彼女が作ったわけではないだろう。」と思っていたら間もなくATSUSHIさん のを聞き、「え?何故この曲?」で調べたわけです。そしたら中島みゆきさんが作って相当昔からあった曲でカバーもムチャクチャされてて、「そりゃー聞いたこともあるわな。」となりました。典型的な遅咲きロングランヒット曲で、菅田将暉君もこれが縁で結婚したので今じゃあ結婚式のガチお祝い曲ですね。
「あこがれ」森山良子
ずいぶん古い話ですが、夜のドラマの主題歌でよく聞いた曲です。開業してから、「あの歌良かったなあ。」と思い出し、当時CD屋さんに行ったりネットで森山良子さんのCDを探しました。しかし該当する曲の入ったCDがとにかく出てきませんでした。歌詞検索でも調べましたが一切出てこなく諦めかけていましたが、森山良子さんのディスコグラフィーから「颱風とざくろ」という番組の主題歌でレコーディングされていない曲だと知りました。「そりゃ売ってないわな。」と納得し、この曲だけはYouTubeでダウンロードしてとってあります。それにしてもネットの威力はすごいです。
「HUMAN」ReoNa
この曲の出だしは、『ひとはひとりで・・』が続く始まりで、「ん?入りがくどい言い回しだな。」と思ったものの心にしみて最後まで聞いた曲です。あとでReoNaさん本人を映像で見たときに、ストリートにいそうな未完成感もありましたが、しっかりしたシンガーです。PVはラブソングではない切ない話でした。
でも歌詞の無い楽曲はどうしたらいいのだろうか?と思っていたら、チャット・ジーピーティーだと鼻歌でメロディを聞かせるだけで回答してくれるそうな…。だけどメロディを暗記するのはチョット・キービーシー。
天高く残暑の候
今年も暑い夏でしたが、むしろ気温の変化が大きかった年のような気がします。
9月になって涼しくなったかなあと思えば宮城県としては今年初めての熱中症警報が出たり、就寝時は暑くて寝られないと思いきや、明け方には寒くてかけ毛布をかぶる日が続いています。9月に入ってから仙台の某百貨店の前では缶ビールの無料配布がありました(写真)。そりゃまだまだ暑いですが、もっと前にやりそうなもんですけど。ちなみに『お1人様につき1本です!』と叫んでいましたが、上着を脱げばわかんねかも・・・と悪知恵を働かせようとしましたが暑くて薄い個性的なポロシャツ1枚でしたので、見た目を変えることはできず『あんた、さっきあげたでしょ!!』と言われそうでしたのでやめました。
さて写真はお彼岸の中日22日(秋分の日)の夕方の空です。『暑さ寒さも彼岸まで』と言われていますように、さすがにこの日は気が付けば天が高くなっていました。秋分の日と春分の日は総務省が決めるのではなく国立天文台が太陽・月・惑星の視位置から推算して決められています。理論的にはもう秋なのだから気持ちも切り替えろというところでしょうか。
『彼岸』はあの世でこの世は『此岸』ですが、此岸は煩悩に満ち溢れているという仏教の教えがあります。タダでもらえるビールを2本もらっておいしい思いをしようなんて、煩悩もいいところですね。
歯科医師の使命57
9月10日と17日は栗原市の志波姫小学校(写真)で歯の授業をしてきました。今年度から志波姫小学校の歯科校医を任じられ、歯科健診とは別にこのような機会をいただきました。10日は4、5、6年の高学年、17日は1、2、3年の低学年の皆さんです。いずれも午後1:35分からの5時限目です。主に歯の大切さと虫歯のでき方、歯周病とは何かと、歯みがきの仕方についての話です(写真)。これまでは成人や高齢者、もともと校医を拝命しています栗原南中学校の生徒さんなど、割と日常会話レベルで講演していることは何度もあります。しかし、さすがに小学生ともなるとどれくらい嚙み砕いて話せばいいだろうかと、初めての経験なので原稿の作り方で苦労しました。例えば文章のわかりやすさとか漢字ではなくひらがなの使い方などです。また低学年の場合は飽きはしないかと、内容を単純化して図を多くしました。果たして生徒さんたちは理解できたかと思いきや、終了後には質問攻めにあい、『なんか通じたようだ!助かった・・・。』と安心しました。次回は再来年の予定です。志波姫小学校の先生方、ありがとうございました。生徒の皆さんまたお会いしましょう!
お茶のこころ
歯科医師の仕事をしていれば、必ず飲み物の話をします。むし歯を作らないようにするには甘い飲み物や炭酸は控えなければなりませんが、歯に良い飲み物だってあります。例えば乳製品には初期の虫歯を修復する成分が含まれており、牛乳は虫歯予防に良いとされています。あとはお茶です。お茶の効力はたくさんあって、お茶をよく飲む県民とそうでない県民を比較したところ、よく飲む県民の方が胃がんや高血圧の発生率が低かったという報告があります。大腸菌にも強くお茶をよく飲めば食中毒のリスクも下がるそうです。生の刺身を出すお寿司屋さんでお茶が出るのも理にかなっています。ウイルスにも強いらしくてお茶でうがいするとインフルエンザの予防に聞くという話を、以前ウイルス研究所の所長さんが言ってました。
自分としてはお茶は葉っぱから入れたお茶は好きですが、ペットボトルのお茶は『にがい、からい』でお酒ならいいはずなのにどうも苦手です。昔は『茶柱が立つ』なんて言葉もありましたが、今は急須ではなくお茶っ葉をすっかりこしてしまうのでめったに見ることはありません。なおさらペットボトルではほぼないでしょう。この日はお昼ご飯の後にお茶を飲みましたが、茶碗の底を見るとそこにはなんと細かいお茶っ葉でできたハートマークが…。『おおっ!これは茶柱どころではない!』と思い、左手で茶碗を持ったまま形を崩さないようにして右手でスマホを取り出し撮影したというわけです。