院長ブログ

2023-11-28 20:08:00

あったらいいなあ。10選

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よくこんなものが実際あったら良いなって考えることがあります。 

例えば

    冷やす電子レンジ 

夏の暑い日、冷蔵庫を開けたら、「あれ、ビールが入ってない!」ってことあるでしょ。そんな時「チン」してすぐ冷やせる電子レンジがあればな、と。 

それと

    種無しモモ

桃は大好きですがなぜ種無しはないのでしょう?ブドウや柿にはあるのに。果肉と大きな種を分ける作業が大変なんですけど。 

そういえば

    靴紐があってもすぐ履ける靴 

  よそのお家にお邪魔しておいとまするとき、玄関先で「じゃあここで失礼します。」と言ったは良いけど、靴の紐を縛るあいだが長く、みんなが沈黙するあの

間がちょっとね。 

もう一つ

    塩分の無い海水

   砂漠の多い国では水の供給が大きな問題です。昔、日本が中東の国に海水を真水に変える技術協力をして、コストパフォーマンスが悪く採用されなかったこと 

がありました。もし海水が真水だったら海で遭難したとき助かる人は大勢いそうですが…。でも魚は皆んな淡水魚になるってこと? 

まだまだあって

    実が落ちない銀杏の木 

   11月の仙台の歩道には銀杏の実がいっぱい落ちていますが、これがかなりにおいますよね。踏んだら最後、靴と家の玄関までにおいます。銀杏は実を外敵から

 守るためにあの強いにおいを出しているようですが、食べるときはおいしくても木から落ちないでほしいですね。(写真 : 仙台の銀杏並木ではありません。) 

現実問題として

    ソーラー電池の携帯 

    自分のスマホは古くなってきて、バッテリーがすぐなくなります。最近では朝起きて見たら「1%」の時も結構あります。ソーラー電池の電卓みたいに、スマ

 ホも部屋の光ですぐ稼動できれば良さそうなものですが。でも、真夜中に地震が来たら終わりか…。 

そういえば

    虫が寄り付かない電灯

   誰でも思うことですが、夏の夜に灯りに虫が寄ってくるのには閉口します。当医院の職員駐車場は防犯用に夜間ライトが点きますが、自分の車の色は白の

にこのライトの下に置こうものなら車体は全体にコショウでもかけたようになっています。ですから乗る時は暗くなってる助手席側から乗るという。「昼の

陽が照ってるときに活動してくれよな。」と虫に言いたい。 

考えてみると

    酔わない船

   乗ったことのない方には理解できないでしょうが、「乗り物酔い」でひどいのはおそらく船が最強でしょう。かつて気仙沼の船着場から船で唐桑まで遊びに

ったことがあって、内湾から外海にちょっと出たらかなり大きな振幅で揺れ始め、船の中で具合が悪くなってしまいました。船室は船底に近かったのも運悪

く、慌てて言われているように窓から外を眺めましたが、外は外で波が押し寄せてめまい、頭痛、吐き気で最悪でした。もともと船には強かった方ですが、外

洋の恐ろしさと鑑真和上の凄さを知りました。船の風情は最高ですが、揺れずにまっすぐ曳航する船って無いすかね。

よく言われることで

    貯められる電気

   電気代の値上げは大きな問題です。たくさん発電すれば値下げしそうなもんですが、民間の発電業者が出力抑制でけっこう廃業していると聞きます。発電して

使ってもらえないなら、乾電池みたいに貯められれば良いのでしょうが、それは物理学的にできないようです。 

最後に

⑩なんでも咬める入れ歯 

‥‥‥‥‥これが一番難しい…。

2023-11-12 13:05:00

この広い芝生いっぱい

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天気の良かった10月の休日に、みちのく杜の湖畔公園に行ってきました。木々が点在し広大な敷地は花や芝生でいっぱいでした。都市にあるテーマパークのようにエレクトリックなアトラクションは無く、皆さんボール遊びやピクニックで弁当、子供たちは滑り台などの遊具で遊んでいるシンプルな公園です。しかし駐車場は100台以上は停まっているだろうなと思えるほど盛況でした。前は海で後ろは山のリス式海岸で育った自分としては、広い芝生の敷地が別の世界のように感じます。

 ところでこんな山に囲まれて木や花だらけだと、最近恐れられているクマが出現するのでは無いかと要らぬ心配しましたが、あまりに広すぎるのでそれはないだろうと思いつつもキョロキョロしてました。最近のクマは本来冬眠に備えて山の中だけで生きて行けるはずが、今年の猛暑でドングリの実とか餌が少なくなったため街へ出てくるのでしょうね。

いまだに不思議なのは動物が冬眠することですね。熊は冬眠中にエネルギーを節約するため、代謝を抑えて心拍数が普段50数回なのに10回くらいまで減少するそうです(驚)! すごいのは冬眠中に出産までするらしいです(驚々)‼

同じように人間でも素潜りで初めて水深100メートル以上潜ったジャック・マイヨール氏は、約5分間も潜水するそうですが、そのあいだ心拍数は37~8回まで下がったそうです。これは潜水中では息ができないわけですから、酸素の消費を抑えるための必然的な反応でしょうが人間業とは思えませんね。

先日、なんとなく診療中の自分の血圧は一体どれくらいなんだろうと思って、診療の合間に血圧を測ったら安静時より最高、最低とも約20、心拍数も10以上は高くなっていました。診療は神経集中、テンションmaxでやっていますから、当然といえば当然ですが、メンタルにも負担がかかるはずですから、時にはリラックスも必要だと思います。それで昔、メンタルが不調の人は、緑(木や草)のある所に連れて行けば改善する、という話を聞いたことがありますので、この日ばかりは血圧も心拍数もきっと下がったでしょう。

 ところで熊とジャック・マイヨール氏にはもう一つの共通点があって、それは何かといえば「ジャッ熊イヨール」です。

2023-11-06 08:00:00

歯科医師の使命53

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病院HPの「お知らせ」にも掲載しましたが、当医院の待合室と受付の改修工事を行いました。メインのコンセプトは待合室を広くすることと受付をより機能的な形にすることでした。

具体的には朝と午後の診療開始時をはじめ診療中も待合室が患者様で混みあうことと、車いすの患者様には侵入スペースとお待ちしていただくスペースが狭いことを解消することが目的でした。今回の改修工事により待合室の面積はほぼ倍近くになり、座る椅子を増やし車いすの待機スペースを確保しました。これにより患者様の滞在スペースは広くなったと思います。

受付はカウンターを広げて全体を明るくし、患者様への対応がよりスムーズに行えるようにしました。また自動精算機を設置し会計でのトラブルが起きないよう、また早くて正確な精算ができるようになりました。もともとコロナ禍で人とコンタクトしない金銭授受が求められていたのと、キャッシュレスの時代を迎え、現金支払いからやがてキャッシュレス支払いに移行しても対応できるように自動精算機を導入しました。ご高齢者をはじめ不慣れな患者様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきたいと思います。

今回の工事は10月5日から9日まで休診して行いましたが、5日はたまたま当医院が瀬峰に開業して36年目となる日でした。開業当時はかつての待合室と受付でベストな対応ができると思っていましたが、36年もたつとIT化も激変してますし当時は存在しない機器ばかりが並んでおり、とてもこれではやっていけないと思うようになって改修したので時代の変化を強く実感させられます。

日々歯科医師の意識と技量と知識を高めるための研鑽に励んでおりますが、それだけではなくこのような医院のハード面を進化させないと患者様も気持ちよく診療を受けられないだろうと考えた開業36年目でした。

2023-10-17 07:54:00

歯科医師の使命52

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 9月30日、10月1日にパシフィコ横浜で開催されました第9回日本国際歯科大会2023に参加してきました(写真)。土日開催で、当医院に勤務する歯科医師がそろって参加しましたので病院は休診とさせていただきました。パシフィコ横浜はイベント会場で、よく学会が開催されますので見慣れた風景ですが今回の学会はとりわけ大きな日本屈指の学術大会で、会場も230会場に分かれて行われますので見ごたえのある学会です。海外からも多くの演者が参加し4年に一度の開催ですので歯科関係者の関心はく、全国の歯科医師はもちろん歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手など、そのファミリーを含めてたくさんの人々が参加します。当日はよく知る歯科医師が発表を行いましたが、この学会の演者ともなると注目度は相当らしいです。さらにデンタルショーという歯科のメーカーさんによる機械、材料の巨大な展示会も併催されますので短い時間で何を見ていいか迷ってしまうほどです(写真)。

 歯科診療は常に進化進歩しており、昨日までの知識があっという間に古くなってしまうことはよくあります。診療の基本は大事ですが常に新しいことも意識していかないと基本は生かされません。逆も言えます。今回もトップクラスの治療をかいま見ることで自分の目標もさらにアップした気がします。またデンタルショーで見つけた新商品を早速入手することにしましたのでそれも楽しみです。

 それにしても会場のみなとみらいがある横浜は大きな街ですが、すぐ隣に大きな海がドカンとありますし、そばには遊園地もあり夜景を見ると仕事を忘れます(写真)。ビルだけの大都会と違い殺伐とした雰囲気は無く、何か心にうったえられるものがあります。神戸もそうですが、海がそばにあると歌謡曲に出てきやすいのはそのせいでしょうね。

2023-09-10 10:25:00

歯科医師の使命 51

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 本年5月より介護老人保健施設「藤の里」様の歯科協力医となりました。月に2〜数回の訪問歯科診療をさせていただいています。8日はその往診の日でした(写真1,2)。施設様の場合、新型コロナ感染の予防のため、通常ご家族様との面会が不可となっている場合が多く、入居者様も安易に通院できないため、患者様にとっても我々にとっても往診は大事な機会です。

 藤の里様にはご高齢の入居様がたくさんいらっしゃいますが、老健施設とはいえ超高齢でも矍鑠(かくしゃく)とした方も大勢いらっしゃるのに驚かされます。「こんなにきちんと説明できてお話しできて、それで95歳なの!?」という方は珍しくありません。体の面で不自由な点はありますが、歳を重ねたなりの治療中の振る舞いや会話の内容でこちらが学ばされることも多いです。よく歳をとると頭の働きも体力も弱ってきてしまい、「歳をとるのはいやだ。」「歳はとるもんじゃない。」とおっしゃるご高齢の方がいらっしゃいますが、亡くなった元聖路加国際病院院長の日野原重明先生の著書の中に「体が衰えてきたとしても、高齢者にしかできないことがある。高齢になって初めてわかることもある。つまり新しい世界が広がるから歳をとることは悲観することはない。」という趣旨の文章を書いておられました。

 私も歯科医師になって40年以上経ち、いわゆる定年退職の年齢もとっくに過ぎていますが、未だにこんなこと初めてだなという臨床経験に何度も出会います。もちろん新しい治療方法や機器も次々と出てきますので、歯科はこの先どうなっていくのだろうと思いをはせるにつけ年齢のことは考えていられません。かつて米国元帥のマッカーサー氏が退任演説で「老兵は死なず、消え去るのみ。」と言ってましたが、私は当分「消え去りません。」ね。

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