院長ブログ
ガッチャマン
写真は当まさと歯科医院受付のショウケース上に飾ってある歯の置物です。歯科医院に置いてある歯のグッズだから業界で仕入れたものだろう、とお思いでしょうが、実は親戚の家に近いところにある超有名な観光地の売店にあったガチャガチャで手に入れたものです。
その時は「何でこんなところに歯のガチャガチャがあんの?」と思いましたが、業界の人間である以上せっかくだから2個買いました。ガチャガチャってワンコインのイメージでしたが、観光地価格につき1個300円でした。先日こういう小物がお好きな患者様から「あの歯の置物はどこで買ったんですか?」と聞かれたことがありますが、「うーん、遠い所なので手に入れるのは難しいです。」とお答えしましたが、「実はガチャガチャなんです。」とは言えませんでした。
しかし最近仙台駅のヨドバシカメラに向かう自由通路にガチャガチャの催し物をやってて、すかさず歯のグッズを必死に探しましたがサンリオ系とかちいかわやアニメのキャラ系ばかりで残念ながら手に入れられませんでした。ただ値段は300円でしたので全国一律ってことですね。
その数週間後、やはり仙台市内のある施設内に有ったガチャガチャには、なんと「インプラント」のキャラ物がありました。「マジか!?一体誰買うの?」と思いつつ、急いでいたため買わずにスルーしたことを今でも悔やんでいる、幼稚な歯医者でした。
朝飯前
毎日の朝食は水分の多い食品が多いです。牛乳、トマトジュース、豆乳、コーヒーはルーティンで、あればヨーグルト、果物は好きです。果物というのは旬があって出てきておいしくなってきたかなと思えばすぐ消えますね。イチゴ、桃、柿、ぶどう、メロンとか。バナナやキウイのような輸入物はそんなことないですが。写真はある日の朝食でたべた果物です。様々な研究から、果物を摂取することで認知症予防に効果があるようですが、種類によっては血糖値を上げたり虫歯になったりするので日々適量を、ということでしょうね。
ところでトマトが写っていますが、トマトって果物なんでしょうか。昔聞いた話ではアメリカでトマトは野菜か果物かという大真面目な裁判があったらしいです。輸入する果物と野菜では関税が大きく違うのでトマト業者がトマトを果物と主張したようですが、判決では野菜だったようです。もっとも栄養素からして違いますからね。でも果物のようにそれだけで食べれる野菜はそうないはず。白菜なんかむいてそのまま食べれませんからね。
これも昔、フランスの太陽王ルイ14世が初めて?フランスにトマトを持ち込んだ時、トマト畑を鉄条網で囲み『毒入り』と立札を立てたそうです。それだけおいしくて、他人に食べられてはたまるかと思ったんでしょうね。私もトマトが無い生活が想像できないほど毎日食べています。まさと歯科?とまと歯科?
歯科医師の使命(56)のおまけ
幕張メッセで開催される補綴歯科学会に参加するのは今回が初めてではないので、いつも意識していますが実は千葉ロッテマリーンズの本拠地ZOZOマリンスタジアムはすぐ隣です。
途中までの道のりは同じなのでビルの大きな柱にはマリーンズの主力選手の巨大な写真が貼られていました(写真)。ひとりひとりの写真見るとよく知る選手が多いです。朗希選手はもちろん、小島、種市、角中、荻野貴、中村選手と敵ながら好選手ばかりです。楽天の今江監督や鈴木大地選手はロッテ出身ですので、『結構馴染みあるんだよね。なんでだろ。』とよく考えてみると、ここ何年も楽天とロッテは順位的にいつも同じようなところにいます(3位とか4位とか)。逆に例えばオリックスは最下位が定位置かと思えばいきなりリーグ3連覇ですし、ソフトバンクはいつも首位なので負けても『ま、しゃあないな。』で済みますが、西武やロッテあたりですと『このレベルに絶対負けるわけにはいかない。』と、ついつい相手選手を研究したりよく見てたりするので名前も成績も結構知ってるわけです。でもそのビルの1階にはマーリンズのグッズショップ(写真)がありましたが、そこまでお人よしではありませんので、なーんにも買ってきませんでした。
今日(7月22日現在)も、ロッテと楽天は2ゲーム差。さーてシーズン終了時にAクラスにいるのはどちらでしょう。ZOくZOくします!
歯科医師の使命(56)
7月6日と7日は千葉県千葉市の幕張メッセで開催されました日本補綴歯科学会に参加してきました。昨年横浜で開催されました日本国際歯科学会以来の大きな学会でしたので、どれだけ多くの会場を回れるかで頭を悩ませていました。というのもこれまでは補綴学会と言えばリモートで口演を聞くだけでしたので、今回は会場の雰囲気が味わえ、メーカーの新商品展示を手に取って堪能し、知ってる先生とも再会できるという心躍るイベントでした。
補綴歯科学というのは失った歯や顎をどのように再構成、再構築するかということを追求する分野です。最近は生成AIをはじめITの進出が著しくなってきました。これまで歯の型を採って歯科技工士さんの老練な技術力により手作業で製作していた義歯や冠(かぶせ物)は、今では光で読み取りパソコンがデータを組み立て、3Dプリンターなどで製作する、という方向に向かっています。もちろんまだまだこれまでのやり方が主流ですが、やがてそれらの機器を制御するのが歯科技工士さんの仕事になってくるのは間違いないでしょう。学生時代実習で銀歯や入れ歯をモーターで削って作ってましたがまたまた隔世の感を味あわされましたね。
歯科医師の使命(55)
26日の日曜日には学術研修を受けに東京に行ってきました。
健康保険の仕組みは2年に一度変わりますが、今年はその年になっており6月から大幅に変わります。改定にあたって保険医は保険診療するにあたりさまざまな設備や他の医療機関との連携、診療内容の実績、学術講演の受講歴など届け出なければなりません。つまり自分が新しい保険診療をしたい場合があれば届けなければなりません。それにはいくつかのテーマに関して研修を受けないといけないため、今回のような研修会に出席することになりました。講師の先生は明海大学名誉教授の坂下英明先生と日本有病者歯科医療学会常任理事の高山史年先生(写真)で12:00から16:00までの長時間研修でした。
単一の研修会はリモートでもやっていますが、今回はテーマが多すぎていっぺんにやってくれる機会が他にないためわざわざ東京まで出てきたわけです。会場はお茶の水と言うところで、近所には東京医科歯科大学、日大歯学部、順天堂大学など医科歯科系の大学が林立し、お茶の水女子大もある学園地域です。
と言いながら会場周辺に実はギターの専門店もいっぱい並んでいます(写真)。ギターはたまに弾きますが、そこにはアコギもエレキもウクレレも中古もギターケースも絶対選べないくらいの品数がありました。この辺に立っていれば有名なギタリストに出会えるかと思いきや、ブレイクを夢見る路上パフォーマーさんや記念撮影するインバウンドさんたちでいっぱいでした。
さて12:00から研修なので楽器屋隣のそば屋さんでざるそばをいただきましたが、こぼしたネギがなんとハート形(写真)。いくらAEDの研修も有るとはいえ「これはきっと今日何かいいことがある!」と勇んで参加した研修会でしたが内容が濃すぎて、眠くならないようにこらえながら、「Aれ?Eこと、Dて来ないけど---。」の4時間でした。