院長ブログ

2024-12-15 00:06:00

今年最後の一枚

 mj.jpg

 

  相変わらず手に入れる音楽のソースはストリーミングではなくCDです。手に入れたおそらく今年最後となる音楽CDは「メアリー・J・ブライジ」の「GRATITUDE」です。メアリー・Jはグラミー賞の常連でR&Bやヒップホップの女王と言われているスーパースターです。しかし本人はもう引退するといっています。何もかもやり尽くして何もかも手に入れたから、頑張った分を実感するため引退してやりたいことをするんだ、と言っています。日本だったら一曲ヒットすれば引退などせずにそれにすがって、紅白歌合戦の後の番組に出たりして一生食べていこうとする演歌歌手も多いですが、彼女の場合はあらゆることをやり尽くして財もなしたので引退するのでしょうね。  

 彼女の楽曲は、歌謡曲で言うサビがない分かけっぱなしでも疲れず聞けます。R&B(リズム・アンド・ブルース)は厳密にはソウルやヒップホップとも微妙に違うようです。私が一番好きな女性ボーカルはエラ・フィッツジェラルドで、彼女はブルースの女王と言われてますが、もちろんこれにリズムをつけてもR&Bにはなりません。そんな難しいことより、音楽には限りがなくジャンルはどうでもよく、聞いて楽しければそれが全てです。メアリー・JのCDはどの曲の長さも3分前後なのでくどくなくてライトな感じですが、 アルバムのタイトルの「GRATITUDE」の意味は単なる「thanks(感謝)」 より「お世話になった感謝の気持」という重みのあるニュアンスらしいです。引退するのですべてに対して感謝したい意味でつけたのでしょうかね。  

 そういえば高校生の時見たブルース・リー主演の映画「燃えよドラゴン」の中で、悪の総領ハンが主催する武闘大会出場者のレセプションで、「Welcome!・・・gratitude!」と宣言したのを覚えていましたので、懐かしい気がしました。ただ「gratitude」はとてもいい言葉の割には、普段あまり聞くことがないのが不思議です。 

 今年もまさと歯科医院はいろいろな方々の助けを借りてたくさんの患者様に奉仕することができました。心より感謝申し上げ、皆様方に「GRATITUDE」 です!