院長ブログ

2022-05-26 21:35:00

雌伏10年

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さすが楽天です。11連勝したかと思えば2勝10敗の乱高下。やっぱりこの不安定さが持ち味で魅力です。でも開幕30試合を過ぎてもまだ6敗でしたので、たしか河北新報にこれまで開幕30戦で6敗以下のチームは7チームで1チームは2位だったが他はすべて優勝だったという記事が載っていました。もう優勝決まったかのような‥。ただこれは確率の問題でニュースではありません。ワールドカップ最終予選で日本が初めの3戦を1勝2敗だった時、これで本選に出れた国は無いと言われながら最後は出場決定ですからデータはあてになりません。おまけに最後のベトナム戦では信じられない取りこぼしまでしてデータの確率に反しました。

とにかくペナントレースは長いですから序盤の成績はあてになりません。それにしてもまだパリーグ首位にいるなんて嬉しいです。去年と何が違うかといえば勝つも負けるも大味ではなく地味で確実なチームになったようです。盗塁数は今まではリーグトップの半分くらいだったのがリーグ2位。エラーの数なんか交流戦入ってもまだ7個で12球団トップ!

昔西武の広岡元監督が守備にはスランプはないとのたまい、中日の落合元監督はシーズンオフに全く戦力補強を行わず、「ダイジョブカイナ」と思わせといて荒木、井端を徹底的に鍛え上げ守りのチームで優勝しました。そして楽天の野村元監督は「理想の試合は1-0で勝つことや。1点取ってそれを守ればええんや。」といつもぼやいていました。ルーズベルトゲーム(8-7)みたいにドカドカ点数入るのもいいですが、ロースコアで競って勝つ方が日本人好みですよね。そんなチームに楽天がなりつつあるなんて!でも小深田、ブセニッツ、涌井が運悪く負傷離脱しましたが、ほかの選手は怪我しないでほしい。今年こそ夢見させてくれー…。やっぱり日本シリーズは楽天VSヤクルトでしょうか?なんてまだ早いっす。

2022-04-27 16:18:00

歯科医師の使命㊻

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 新しい診療室が2部屋増えました(写真)。これまで2部屋で歯のクリーニングとメインテナンスを行ってきましたが、多くの患者様にその大切さをご理解いただいたことにより歯のお掃除を希望される皆さんが大変増えてきました。しかし予約希望のお電話を頂戴してもなかなかすぐの日程で予約が取れづらくなってきましたので、当病院としましても苦慮していました。様々な予約のやりくりをしても根本的な解決にはならず、これは診療台を増やすしかないと判断し、昨年末に計画をスタートし今月上旬に完成、診療稼働を始めました。またクリーニングなどの口腔ケアを担当するのは国家資格を持った歯科衛生士ですが、複数名が常勤しています。
 まさと歯科医院は開業当初は診療台が3台でしたが、これで現在は計8台になりました。ここ50年で歯科診療の本質は「削ってつめる。」から「削らないよう守る。」に大きく変化しました。つまり、旧態の「削る、抜く」治療をする診療台ではなく、歯を守る、残す治療台の必要に迫られた結果だということになります。
 新しい診療室は窓も大きく明るく、外の水が入った田んぼの様子も見て楽しめます(写真)。
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もっとも歯のクリーニング中は体勢的に見えませんが…。
2022-04-15 16:16:00

断水もありました。

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 3月に宮城、福島を中心とする大きな地震に見舞われてから、1か月近くが過ぎました。地震直後は断水で2日間休診しましたが、歯科医院は水がないと運営ができません。歯を削るのにもクリーニングするにも水が必要です。そもそも水でうがいしなければなりません。思えば東日本大震災の時は断水のため3週間休診しました。ですからその時の経験を活かしペットボトルは20本以上備蓄していました。写真は今回使用したペットボトルですが、賞味期限が切れているのはその震災直後に準備したものだからです。今回またまた断水になったとたん、水のありがたみを実感しました。例えば食事をした後の食器洗いには大量の水が必要です。食器洗うには洗剤のタライに水、それを洗うタライの水、そしてゆすぐタライの水が必要です。1回の食事でペットボトルは2~3本消費しました。日常生活でこんなに水を使っていたとは・・・。何年か前、栗駒山に車でドライブしたときに山道で新鮮でおいしい水がガンガン湧き出ていて、手ですくって飲んだことがありましたが、あれはとっても贅沢なことだったんですね。
 もともと日本人はその潔癖性というか、川や海に囲まれているため水をふんだんに使う生活様式が昔からできているのかもしれません。以前聞いた話で、イギリスでは食器を洗剤で洗った後すすがずそのままカゴにおき、場合によっては洗剤がまだついている状態でまた使うらしいです。もちろん食べても安全な洗剤らしいですが、日本人だと泡が消えるまですすがないと気持ち悪くて到底無理ですね。
 また、北欧では虫歯が少ないことは有名ですが、日本のある歯科大学の教授がかつて北欧に研修に行ったときその根拠の一つを見つけました。虫歯の発生を予防するフッ素は、歯に塗布しますがそのあと30分程度は飲食しないことが必須です。現在の練り歯磨きにはほとんどフッ素が入っていますが、北欧ではその効果を考えてフッ素入り練り歯磨きで磨いた後は口をゆすがないそうです。これで膝を叩いたくだんの教授は、意気揚々と日本にこの手法を持ちかえり多くの人に紹介しました。しかし結果は口をゆすがないのは感覚的に拒否する人が多く、なかなか普及しなかったそうです。(歯医者の私でも、えーっ⁉ちょっと無理でしょ。ですがね。)
 やっぱり日本人なら嫌なことは水に流さないとねえ。
2022-03-25 16:15:00

トラウマ PTSD 二度あることは三度ある

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  地震にやられました。しかもまた3月です。写真は直後の病院の棚から落下して散乱したカルテです。自分が幼稚園の頃、チリ地震津波を経験しました。気仙沼にあった生家の二階の窓から大人の膝あたりまで浸水した道路を呆然と眺めたのを覚えています。そしてそれが自分の中の「リミット」であり、「もうあれ以上の津波は来ない。」という基準がその時以来できていました。しかしそれをはるかに突破したのは東日本大震災であり、その後はもうそういう基準というものはあてにならなくなってしまいました。震災前は地震が来ると、「ここまで揺れればもう収まるだろう。」という気持ちが8~9割でしたが、今は逆にもっとひどく揺れるんじゃないかという恐怖感の方が大きいですね。今回の地震でも揺れている最中そのはざまで結構ストレスを感じました。ただ、今では宮城に住んでいる以上は地震が来たらどうしようではなく、すぐまた来るという認識と備えで対応しようと思っています。

2022-03-07 16:13:00

氷瀑から北帰行へ

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 写真1は先週の病院通用口付近の植栽の様子です。この日はとても寒くて雨樋から流れた水が凍ってしまいまるで氷瀑みたいです。しかし早いもので今週は暖かくなり渡り鳥たちが北へ帰る北帰行の時期になりました(写真2)。

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氷瀑といえば北海道の層雲峡や日光の華厳の滝が有名ですが、自分が滝でイメージするのはむしろ石川さゆりさんが唄う「天城越え」に出てくる「浄蓮の滝」ですね。演歌というのは情念のメッセージで、こんな詞がちりばめられた「天城越え」は心に響きます。でももっとすごいと思うのは北原ミレイさんの「石狩挽歌」という歌で、詞はなかにし礼さん作詞ですが、これはほぼ文学ですね。こんな重厚な歌が演歌と言って昭和の時代には歌謡番組で普通に流れていたのですから、今どきの楽曲では考えられないです。それと北帰行とは渡り鳥が北へ帰ることを言うようですが、どうしても小林旭さんが唄った「北帰行」を連想してしまいます。やっぱり自分は演歌世代なので発想が演歌ですね。
 さて栗原市周辺の渡り鳥たちが北帰行で帰るのはシベリアのようですが、シベリアといえばいま国際紛争真っただ中にいるロシアです。なぜ国家のトップがあのような侵略行為を主導するのかよくわかりません。先日行われた宮城県の公立高校入試で、国語の漢文の問題文に「君能く清静ならば、百姓何ぞ安楽ならざるを得んや。」とありました。つまり「君主が心清らかであれば人民は安楽とならないわけがない。」ということですが、かの暴君にも読んでもらいたいですね。でも読んだところで漢文ですしプーチン(チンプン)漢文(カンプン)でしょうね。