院長ブログ

2021-09-25 12:33:00

読書の秋

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 先日本屋に行きました。今は、明治学院大学の武光誠教授が書いた「〜で読み解く世界史の謎」シリーズの3冊目を読んでいますのですぐに欲しい本はありません。しかし亡くなった半藤一利さんの最後の遺稿と言われている「戦争というもの」が目に止まり立ち読みしました。いくら作家とはいえとても病床に伏してた90代の方が書いたとは思えない力のある内容でした。ですから「90歳でこんな仕事ができるのか!70、80くらいで歯医者やめてられない。」とテンション上がったはいいものの、気づいたら3分の1は読んでしまいました。
 その昔、仙台の大型本屋で興味ある本を見つけ、買うほどではないけれど内容覚えるには面倒だと思いメモ帳に要点を書き写し始めました。そしたら間もなく後ろから肩を叩かれ見知らぬ男性から「内容はメモしないでくださいね。」と言われました。なんとお店の私服の監視員さんだったのです。結局そのページを頑張って暗記して帰りましたが---。ですから立ち読みで3分の1も読んでおきながらそのまま帰ったら、店出た後に「あんた、あんなに読んでタダで帰るの?」と追いかけられそうで、結局買って帰りました。もちろん残りのページはその日のうちに読みましたが、小心者ですよね。

2021-09-24 12:32:00

芸術の秋、食欲の秋

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 宮城県美術館でランス美術館展が始まりました。コロナ禍で催し物が自粛されていますがなんとか見に行きたいですね。絵心はありませんが、海外の絵を見ると見知らぬ国にいきなりトリップした気分になるので楽しみです。ランスはフランスの都市であのシャンパーニュ地方の近くです。シャンパーニュ地方で作られたスパークリングワインをシャンパーニュ(シャンパン)と言いますが、とても高価です。確かに瓶内2次発酵と言って泡のレベルが高く美味しいのでしょうが、同じ作り方をしている地方のスパークリングはいくらでもあります。でもなぜシャンパーニュだけが高価かといえば、まあ「ブランド」でしょうね。ただのビニールのバッグにブランドのマークが印記されるだけで価格が跳ね上がることと同じじゃないの、っていう相変わらずのひがみですが---。ところで仙台市の姉妹都市は似たような名前の「レンヌ」ですが、「ランス」だったらシャンパーニュが縁故価格でバンバン手に入ったんじゃないかって、結局そこかい---。

2021-09-24 12:30:00

中秋の名月

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 21日はいわゆる十五夜で、夜の8時ころ綺麗なお月さまを鑑賞しました。撮った写真はあまりきれいではありませんが、満月となるのは何年かぶりで、その明るさにびっくり。なんたって(♪月の砂漠を)ラクダが王子様とお姫様をのせて歩けるくらいですからね。そういえば砂漠の多いメソポタミア文明では星座の動きや月の満ち欠けを暦に使ってたらしいです。また海の潮の満ち引きも月の引力の影響らしいですが、満潮になると妊婦さんの陣痛が誘発されるって話もあります。ホンマかいなですけど…。

2021-09-24 12:29:00

行楽の秋

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  20日に用事でくりこま高原駅まで行ってきました。晴天の秋らしい空に、新幹線の高架の姿が壮観でした。この時期は例年なら学会で新幹線で上京し都会の空気を吸って、むせて、帰りの新幹線の中でビールを飲んで呼吸を整える、というのが通例でした。しかし今は学会も味気ないZOOM形式です。このままコロナが収まってもZOOMで済まされそうなのが怖いですね。

2021-08-18 12:25:00

そこはそれなりに

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 外でお酒を飲まなくなってもう1年5か月経ちます。その間、家族とはともかく知り合いとは一切お酒は飲んでいません。歯科医師会などでは会合すら開かれてはいませんから無理もないですね。ですからお酒はほぼ家飲みです。お酒は特に強い方ではないですが、『夏はやっぱりビールだよね。』レベルです。そういう時につまみで外食した気分で食べれるのはイタリア料理のカプレーゼです。以前とあるビアレストランで食べた一品で「酒に合うよなあ。」と思ってました。トマトに生ハムとモッツアレラチーズにオリーブオイルをかけただけものです。
  イタリアに詳しい知人に聞くと、イタリアより日本の方がよほどイタリア料理は美味いと聞きます。イタリアには明太子のスパゲッティなんかないし、ピッツァのトッピングなんてシンプルなのに、日本のはまるで海鮮丼みたいだと言ってました。確かにフレンチは敷居は高いですが、日本のイタリアンは楽しいのでお酒に合うわけですね。最近つまんだカプレーゼはパルマ産ではなくサン・ダニエーレ産の生ハム=ベレッタ社(写真1)とブッファーラ(水牛)のモッツアレラチーズ(写真2)と瀬峰の菜っちゃんハウス(写真3)のトマトにオリーブオイルをかけただけのものです。いい食材ばかりでとてもおいしく、ぜいたくな気分になります。しかし考えてみればさもない居酒屋のさもないお通しでも結構お金取られますから、それを考えると家飲みは安上がりです。
  でもねえ…カウンターの隣のお客さんとは肘がぶつかり、煙がモウモウ、換気や二酸化炭素なんて考えたこともない、お互いのつばがジョッキにかかっても気にしない、フツーの焼き鳥屋さんが懐かしいなあ…。