院長ブログ
真夏の音楽
真夏の飲み物
いよいよ暑くなってきました。酷暑の下では熱中症が最大のリスクですが、よく言う「こまめな給水」は確かに大事です。先日、東京から来た人に何気なく瀬峰の水道水(写真1)をそのまま飲んでもらったところ、「この水うまいね!」とほめてもらいました。3月の地震で断水したときなかなか復旧しませんでしたが、それは瀬峰の水源は大崎広域水道といって実は加美郡加美町にその水源があり、水道管もとても長く修繕に時間がかかったためです。自前の水源ではありませんので水道料は高くなりますが、源泉がいいのでとてもおいしいわけです。
さて、写真2は日本酒でいま最もおいしいと感じる中勇酒造の「天上夢幻」(吟のいろは)です。日本酒はそんなに詳しくはないですが、これは絶対うまいです。このお酒の酒元の中勇酒造は加美町にありますし、そのほかにも「真鶴」の田中酒造や「わしが国」の山和酒造などそうそうたる酒蔵があるわけですから,お米はもちろんよほど水が良質なのでしょうね。ですから日中の水分補給は水道水そのままです。ペットボトルの水は味がついているのであまり飲みませんね。高齢者は熱中症の症状に気づくのが遅く、水分補給も遅れ気味だそうです。私もそろそろ高齢者で、「年寄りの冷や水」という言葉がありますが、夏は「年寄りには冷や水」ですね。でも「年寄りには冷や酒」はどうでしょう・・・。
便乗ネタです。
おととい、テレビで最近若者の間でブレイクしている『シティ・ポップ』のアーティストのランキングをやっていました。『シティポップ』とは1970~80年代に日本ではやった音楽です。
ダウンロード、ストリーミング世代からしてみれば、CD(写真)はもちろん貸しレコード、ウォークマンと言われても何のことかわからない時代でしょうが、我々からしてみればプリントした写真の秘蔵アルバムを開くようで興奮しながら番組を見ていました。『あの頃はよかったよなー。』と感慨に浸ってしまいましたが、調子に乗ってここでは当時のアーティストではなく曲のそれもデュエット曲のランキングを独断で考えてみました。去年の夏にも同じようなランキング10曲を書きましたが、長くなるのでトップ5曲だけ。
第5位 『It‘s hard to say good-bye』 角松敏生&国分友里恵
シティポップといえばまずは角松敏生さんで、車に乗る時はほぼ毎日聞いていました。やや不良っぽいところがみんなにウケてました。
第4位 『Moonlight Rhapsody』 前田亘輝&坪倉唯子
渚のオールスターズのアルバムから。この時代の男と女の出会いってこういう感じだったんでしょうね。坪倉唯子さんは「ぽんぽこりん」を歌った人です。
第3位 『夏女ソニア』 大橋純子&もんたよしのり
当時の歌唱力ナンバーワンの大橋純子さんと、だみ声ナンバーワンのもんたよしのりさんでゾクゾクするようなリズムでしたが、キーが高すぎて歌えませんでした。
第2位 『貴方が生きたLove song 』 高橋真梨子&玉置浩二
今の玉置浩二さんはシティというよりカントリーですが、あまりにも名曲なのでランクインです。ライブで高橋真梨子さんが歌い始めると袖から玉置さんが出てくるのがお決まりですが、スタジオ録音と変わらぬ二人の歌唱力が圧倒的。しかも作詞は高橋さん、作曲は玉置さんです。
第1位 『もう一度』 竹内まりや&山下達郎
実際にはデュエットではなくコーラスで達郎さんが加わった曲です。でもいつもの多重録音でほぼ達郎ワールド。センスと才能が詰まった神様みたいな達郎さんですから、奥さんの曲をフィーチャリングしてヒットさせるなんてどってことないんでしょうねえ。
怖いもの見たさ、辛いもの食べたさ
レトルトカレー食べました。しかも激辛。しかも辛み追加用の香辛料付き。パッケージ(写真)を見て、『辛さが半端なさそうだから、やめた方がいいけど‥でも‥。』の怖いもの見たさで買ってしまいました。さすがに舌に刺さるような辛さでしたけど、やめられません。思えば自分は辛い食べ物が好きみたいです。カレー以外でも中華だったら辛めの担々麺、イタリアンだったらパスタやピザにタバスコかけて、極めつけは辛さ最高強度の冷麺…。
もともと日本人はカレーが大好きのようです。子供にアンケートを取ると一番好きな食べ物に6割がカレーだって話です。そういえば日本にはカレー何とかっていう食べ物が多いです。かつてカレーうどんを初めて知った時「うどんにカレーかい。」とバカにしていましたが、ある日その香ばしいカレーのにおいに負けて頼んだら「う、う、うめえ・・。」と唸ってしまいました。昨今、玉ねぎが高騰していますが、TVで「パン業界が販売価格の値上げで困っている。」というニュースが。どういう脈絡があるのだろうと思ったら、『カレーパンに使う玉ねぎが高騰して値上げせざるを得ない。』ということでした。そりゃ大変だと思う反面、そこまでカレーが浸透しているのかいと驚きです。
カレーはインドが本場で、やっぱりカレーばっかり食べているのか気になりますが、以前隣国スリランカの留学生の話を聞いた時、日に3食のうち2食はカレーだと言っていました。『やっぱり!でもカレーライスばっかり食って飽きないのかね…。』と思ってよくよく聞くと、『カレー風味のメニュー。』と聞き、なるほど!でした。
とにかく辛いもの好きは自分の周りには多いです。大学の頃は盛岡冷麺が定番食で部活やクラスのみんなで大挙食べに行くのが普通でした。しかもみんな辛さ強めで。人間が辛いのを好むのは、食べるとアドレナリンが分泌されてテンションが上がるし、多幸感が得られる物質が分泌されるかららしいです。また香辛料には体を温めたりダイエットの効果もあるみたいです。歯科領域ですと黒コショウのにおいをかぐとお年寄りの誤嚥の予防効果があります。でも、いいことばかりのようですが、過ぎたるは及ばざるがごとし、食べすぎると消化器とかに悪影響が出ます。激辛カレーを食べたのは昨日ですが、今もちょっとお腹が痛いような…。若い時はいくら食べてもこんなことはなかったのですが。
やっぱり加齢でしょうね…。
雌伏10年
さすが楽天です。11連勝したかと思えば2勝10敗の乱高下。やっぱりこの不安定さが持ち味で魅力です。でも開幕30試合を過ぎてもまだ6敗でしたので、たしか河北新報にこれまで開幕30戦で6敗以下のチームは7チームで1チームは2位だったが他はすべて優勝だったという記事が載っていました。もう優勝決まったかのような‥。ただこれは確率の問題でニュースではありません。ワールドカップ最終予選で日本が初めの3戦を1勝2敗だった時、これで本選に出れた国は無いと言われながら最後は出場決定ですからデータはあてになりません。おまけに最後のベトナム戦では信じられない取りこぼしまでしてデータの確率に反しました。
とにかくペナントレースは長いですから序盤の成績はあてになりません。それにしてもまだパリーグ首位にいるなんて嬉しいです。去年と何が違うかといえば勝つも負けるも大味ではなく地味で確実なチームになったようです。盗塁数は今まではリーグトップの半分くらいだったのがリーグ2位。エラーの数なんか交流戦入ってもまだ7個で12球団トップ!
昔西武の広岡元監督が守備にはスランプはないとのたまい、中日の落合元監督はシーズンオフに全く戦力補強を行わず、「ダイジョブカイナ」と思わせといて荒木、井端を徹底的に鍛え上げ守りのチームで優勝しました。そして楽天の野村元監督は「理想の試合は1-0で勝つことや。1点取ってそれを守ればええんや。」といつもぼやいていました。ルーズベルトゲーム(8-7)みたいにドカドカ点数入るのもいいですが、ロースコアで競って勝つ方が日本人好みですよね。そんなチームに楽天がなりつつあるなんて!でも小深田、ブセニッツ、涌井が運悪く負傷離脱しましたが、ほかの選手は怪我しないでほしい。今年こそ夢見させてくれー…。やっぱり日本シリーズは楽天VSヤクルトでしょうか?なんてまだ早いっす。