院長ブログ

2023-08-03 17:32:00

港町を渡る風

IMG_9647.JPGIMG_9658.JPG

  先日用事があって気仙沼に行ってきました。生家の前の岸壁に接岸する船はこの日は少なく、穏やかな海面でした(写真)。大島大橋ができて大島へのフェリーが廃止になり周辺の凋落を心配していましたが、今は観光船の発着所となっていて、これからは大島大橋と内湾橋見物の観光客で賑わってもらいたいと思います。

 そのあと日にちを空けずに仙台港のフェリー埠頭に遊びに行きました。そこに停泊していたのは苫小牧行きの「きそ」(写真)で、仙台から車両を何台も運ぶわけですから気仙沼のフェリーとは格段の大スケールです。どこかの高校生の体育会系の団体が乗り込んでいましたが、船の寝台で行く割には新幹線の運賃の半分ですから船の旅情も悪くありませんね。

 ところで同じ海でも「港町」と「埠頭」ではモチーフになる歌が違います。港町と言えば一世を風靡した森進一さんの「港町ブルース」、埠頭と言えばユーミンさんの「埠頭を渡る風」ですかね。もちろんユーミンの埠頭とは仙台ではなく晴海ですが。そもそも詞が「港町---」だと「流す涙で割る酒は だました男の味がする。」で、「埠頭---」は「悲しい夜は私をとなりにのせて」てな流れで、この男女関係の格差の大きさは一体何?と思いつつもどっちの曲も受け入れていた自分は何?と思いつつもその日は交互に動画を見て海のモチーフの違いに納得してました。

2023-06-09 12:46:00

#サッカー コパカバーナ カーニバル イパネマ ボサノバ

IMG_9558.JPG IMG_9559.JPG 

新聞にアスラット・ジルベルトさんが亡くなった記事が載っていました。アストラッド・ジルベルトさんといえばブラジル生まれのボサノバの女王で彼女の代表曲、「イパネマの娘」と言う曲を聞けば誰でもわかると思います。ふつうブラジルと言えばマツケンさんが流行らせたサンバが有名で、カーニバルの派手なノリを想像しますが、こんな落ち着く曲がブラジルにあるなんてといつも感動していました。学生の頃はジャズの範疇のボサノバと言うポジションと捉えていましたが、厳密には全く異なる音楽観です。そういえばボサノバは日本のアーティストにも影響しているようで、荒井由美さんの「あの日に帰りたい」や松山千春さんの「もう一度」や、サザンの「別れ話は最後に」とかみんなボサノバ系ですね。

この日は彼女のCD(写真)を取り出し、コンポで流しながら家族で夕ご飯でした。アストラット・ジルベルトさんの創るとても瀬峰とは思えぬムーディな雰囲気の中で、「おーっ!外食しているみたいだ。」で盛り上がりました。この曲にはスタン・ゲッツさんも参加していますので、「このディスクの次はスタン・ゲッツのカセット(写真)を聞くぞ!」と息巻いていました。しかし食事が進んで盛り上がり、おとなしくジャズを聴く雰囲気ではなくなり、鎮魂のつもりが笑い声もでかくなり最後はサンバ調で盛り上がってこの日は終わってしまいました。

 

2023-05-27 13:23:00

卵を入れれば月見と言うがごとし

IMG_9507.JPG

  仙台駅前の中華料理屋シーロンさんでバナナ餃子を食べました。人気店でおいしいので時々寄りますが、バナナのような形で大きめなのでそう名付けたようです。それが普通なんでしょうが、表のポスターに「バナナは入っておりません。」の但し書きがあります。やはり本気でバナナでできてると思うお客さんがいるからでしょうね。

2023-05-25 20:36:00

疾風のように現れて…

IMG_9482.JPG

やっと来ました楽天生命パーク。ご存知のように現在イーグルスはパ・リーグ最下位です。昨年の今頃は首位争いを繰り広げていい夢を見させてもらいましたが、今年は毎日悪い夢ばかりで白日夢も見ているようです。一億総解説者の1人として解析させてもらえば、若手が育っていませんね。ピッチャーで言えば未だに岸、田中両ベテランが主力では。藤平も期待してましたが波有りすぎでねえ。ただ則本、早川、瀧本は調子いいですし、援護に恵まれないドラ1の荘司あたりに頑張ってもらうしかないでしょうね。

しかし投より打ですね。その則本や早川が防御率1点代で負けの方が多いってのはかわいそすぎます。打撃はどうしたんでしょう。やはり若手は育っていませんし、それもレギュラーの生え抜きは山﨑選手くらいです。見渡せばFA選手が多くV1戦士の岡島選手がいまだにスタメンです。辰巳選手は守備は天才的で今年はトリプルスリーをと意気込んでいましたが、今は2軍生活であらららって感じです。それと毎年のことながら困っているのは外国人選手です。ほんとに外れますね。これまでよく働いてくれた外国人選手といえば優勝した時のマギーとAJくらいです。

チーム防御率と打率はリーグ最下位。なのに本塁打と盗塁数はリーグトップ。つまり長打力と機動力があるのに得点が上がらなくて、点を取られるという効率の悪さ。そういえば球団別選手総年俸で楽天はNPB全体で3位なんです。一体どこから直せば良いのでしょう。監督・・・?ん~・・・。いきなり信じられないような救世主が疾風のように現れないものでしょうか。

 それより今国技館で大相撲の5月場所中です。今場所から十両に上がった時疾風関は栗原市瀬峰出身です!自分も毎日取り組みを見ていますが、さすがに楽天より一喜一憂の度合いが違います。何とか幕内まで上がってほしいです。ぜひ皆さんも応援お願いします!

2023-04-23 16:21:00

俯瞰飛行

IMG_9304.JPG sizu3.png

 5555.JPG

  もう春ですが、冬の間よく当歯科医院の上空には気球が飛びます(写真)。気球は暖かい空気を気球内に送ることによって浮揚力を得ますから、寒ければ気温差が大きくなって浮揚力を得やすいので冬がオンシーズンです。瀬峰は平野ですから離着陸や飛行がしやすいので愛好者が集まるのでしょうね。私の出身大学には、飛行研究会と言って気球を飛ばすサークルがありました。かつて大学の同研究会出身の後輩に会ったとき、「瀬峰の近くを飛び立って先生の病院の上を飛んでいますよ。」と言われたので「へぇー、じゃあうちに寄って行けよ。」と言いましたが、まあ無理な話ですけど。

 私は乗り物で一番苦手なのは飛行機です。逃げようがなくて落ちたら終わりですから飛行機に乗るときは超緊張しています。その割には高いところを飛ぶドローンの映像は大好きで、山の頂上から谷に向かって飛ぶシーンを見るのは爽快です。寒中水泳は絶対したくはありませんが、人がやっているところを映像で見るのは好きなのと同じです。ただ昔ヒンデンブルグというドイツの飛行船が墜落した映像を思い出すと気球とかはやっぱり苦手です。

  そもそも気球って飛んだらどこに着陸するのでしょう。操舵桿もないのに思ったところに着陸できるのでしょうか。その先で関係者はちゃんと待っているのでしょうか。地球には偏西風があるので、気球なんかは自然と東に流されてしまいます。飛行機でアメリカ方面に行くときより帰ってくるときの方が航空時間がかかるというあれです。ですからちょっと前に某国の気球が日本上空を通ってアメリカ上空に達したみたいですが、瀬峰を出発したらすぐ太平洋に出て着水してしまうのではないかと余計な心配をしています。

 そこで気球に乗った気分でGoogle mapの航空写真で瀬峰のまさと歯科医院周辺を見ました。なるほどこんな感じに見えるわけね、と屋根しか見えない当たり前の光景でした。これじゃあ後輩もわからないだろうから、アメリカのパトカーみたいに病院の屋根に「まさと歯科」とペンキで書いたらどんなもんかねと思いました。それはそれとしてもっとよく見たところ、周りのお店の皆様の表示はあってもうちの表示がありません(写真 Google mapより)⁉しかしさらに確認しますとご近所の高橋ハートクリニック様も表示されていないどころか瀬峰の医療機関はすべて表示されていませんでした。何かわけがあるのでしょうかね。やっぱり屋根に「まさと歯科」の名前を書くべきでしょうか…。 

 そういえば思い出しましたが昨年診療室を増築した際、建築用の足場にのぼり屋根を初めて直接見ました(写真)。空から見た平面的な航空写真とは大違いで、登るのも大変でしたし屋根は急勾配でしたので、名前書くなんてやっぱりやめます。 

  空の上から病院を眺めるなんて、普段はコンマ1ミリの世界をルーペを使って診療している自分にとっては「雲をつかむような」話でした。 

 

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...