院長ブログ

2023-11-06 08:00:00

歯科医師の使命53

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病院HPの「お知らせ」にも掲載しましたが、当医院の待合室と受付の改修工事を行いました。メインのコンセプトは待合室を広くすることと受付をより機能的な形にすることでした。

具体的には朝と午後の診療開始時をはじめ診療中も待合室が患者様で混みあうことと、車いすの患者様には侵入スペースとお待ちしていただくスペースが狭いことを解消することが目的でした。今回の改修工事により待合室の面積はほぼ倍近くになり、座る椅子を増やし車いすの待機スペースを確保しました。これにより患者様の滞在スペースは広くなったと思います。

受付はカウンターを広げて全体を明るくし、患者様への対応がよりスムーズに行えるようにしました。また自動精算機を設置し会計でのトラブルが起きないよう、また早くて正確な精算ができるようになりました。もともとコロナ禍で人とコンタクトしない金銭授受が求められていたのと、キャッシュレスの時代を迎え、現金支払いからやがてキャッシュレス支払いに移行しても対応できるように自動精算機を導入しました。ご高齢者をはじめ不慣れな患者様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解いただきたいと思います。

今回の工事は10月5日から9日まで休診して行いましたが、5日はたまたま当医院が瀬峰に開業して36年目となる日でした。開業当時はかつての待合室と受付でベストな対応ができると思っていましたが、36年もたつとIT化も激変してますし当時は存在しない機器ばかりが並んでおり、とてもこれではやっていけないと思うようになって改修したので時代の変化を強く実感させられます。

日々歯科医師の意識と技量と知識を高めるための研鑽に励んでおりますが、それだけではなくこのような医院のハード面を進化させないと患者様も気持ちよく診療を受けられないだろうと考えた開業36年目でした。