院長ブログ
わかったような、わからないような・・・。
休みに東京に行って来ました。午後に用事があったので、昼は上野の国立西洋美術館(写真)に寄りました。開催されていたテーマは「キュビスム」(写真)です。フランスの絵画が伝統的な手法から幾何学的な形(四角形)を取り入れて表現するようになったことからそう呼ばれたようです。その代表はパブロ・ピカソですが、彼は誰もが「これなんなん?」「なぜみんなが評価するのかよくわからない。」的な絵を描きます。少なくても自分もそうでしたが、もともと絵を見るより隣に書いてある説明を読むのが好きなので、今回の展覧会で少しわかったような。
あるマスコミによるとフランス人にとってパリを唯一無二にした3人の1人はパブロ・ピカソらしいです(実はスペイン人ですが)。あとの2人はかのシャネルとシャルル・ドゴールだそうです。この日はピカソ以外にもたくさんの芸術家の作品も供覧されていましたが、キュビスムの作品はやっぱり難しいです。何枚かの絵画は撮影可能でも公的にはお見せできないですが、例えばポスターに掲示されているドローネーの『パリ市』(写真)という絵などは「なんでこれが人なの?パリなの?」と感じる幾何学的な作品でした。最後は情けないことに「すごい作品だと言われているから、みんなすごいんだろうなあ。」で終わりました。