院長ブログ

2023-06-09 12:46:00

#サッカー コパカバーナ カーニバル イパネマ ボサノバ

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新聞にアスラット・ジルベルトさんが亡くなった記事が載っていました。アストラッド・ジルベルトさんといえばブラジル生まれのボサノバの女王で彼女の代表曲、「イパネマの娘」と言う曲を聞けば誰でもわかると思います。ふつうブラジルと言えばマツケンさんが流行らせたサンバが有名で、カーニバルの派手なノリを想像しますが、こんな落ち着く曲がブラジルにあるなんてといつも感動していました。学生の頃はジャズの範疇のボサノバと言うポジションと捉えていましたが、厳密には全く異なる音楽観です。そういえばボサノバは日本のアーティストにも影響しているようで、荒井由美さんの「あの日に帰りたい」や松山千春さんの「もう一度」や、サザンの「別れ話は最後に」とかみんなボサノバ系ですね。

この日は彼女のCD(写真)を取り出し、コンポで流しながら家族で夕ご飯でした。アストラット・ジルベルトさんの創るとても瀬峰とは思えぬムーディな雰囲気の中で、「おーっ!外食しているみたいだ。」で盛り上がりました。この曲にはスタン・ゲッツさんも参加していますので、「このディスクの次はスタン・ゲッツのカセット(写真)を聞くぞ!」と息巻いていました。しかし食事が進んで盛り上がり、おとなしくジャズを聴く雰囲気ではなくなり、鎮魂のつもりが笑い声もでかくなり最後はサンバ調で盛り上がってこの日は終わってしまいました。