院長ブログ
無病息災 家内安全 小正月
一昨日は14日で、宮城県地方で言う「どんと祭」でしたので正月飾りを奉納しに瀬峰の八幡神社へ行きました(写真1)。すでに御神火(写真2)が焚かれており正月飾りの紙袋をその中に投げ入れました。この御神火にあたるとその一年は無病息災でいられるとよく言われますが、近年このような焚火を見ないので手のひらを炎にかざしつつ、まじまじと見入ってしまいました。
昔は瀬峰も春になるとよく野焼きが見られましたし、建築中の一軒家のそばで大工さんが廃材を燃やしていたりしていました。プロ野球のキャンプでは折れたバットを燃やしてコーチが暖をとっていたのはよくあった光景です。自分が小学生の頃は教室が薪ストーブでしたので、担任の先生が薪を「くべる」時に見えるゴーゴーとした炎は日常的でした。最近は防災の点からたき火ができないのでしょうね。
さて、一昨日は大学入学共通テストの日でもありました。昨日の新聞に載った国語の問題で白居易の文章についての問題、解答に「水は湿ったところに流れ、火は乾燥したところへと広がるように、性質を同じくするものは互いに求め合うのが自然であるということ。」というのがありました。『わかるような気がする。』と思いつつも、『では自分は水と火のどっちだろう。』と考えて、『いろんなものを燃えつくす火より重力に逆らわず流れが太くなって行く水がいいかもね。』と、共通テストの問題が難しすぎて解答から入って勉強になった小正月でした。