院長ブログ

2021-11-14 12:38:00

里の秋

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 毎週火曜日と金曜日の朝は近くのゴミ集積所にゴミを出しに行きます。写真はその時の空の写真です。
 毎朝渡り鳥が群れを成してがんがん飛んで行きます。瀬峰は近くに渡り鳥で有名な伊豆沼や蕪栗沼がありこれからの季節としては飛来数がものすごく増えてきますので、空が鳥たちの雲で覆われるのは普通です。瀬峰周辺には「里」のつく地名が多いので、今はまさに里の秋ですが動揺「里の秋」の歌詞は「静かな静かな」で始まりますが、この鳥たちの朝の「ギャーギャー」鳴くうるささでごみ出しの朝も楽に目が覚めます…ふんとに。
 それにしても冬になると渡り鳥が日本にやってきますが、子供の頃はなんでわざわざ寒い日本にやってくるんだろうと不思議でした。しかし実は極寒のシベリアからむしろあったかい冬の日本に食糧を求めてやって来るんだと知り「どんだけ寒いのが好きなん?」と驚きました。ダウンジャケットは鳥の羽毛ですから、そりゃあ鳥は寒さにゃ強いわけです。
 渡り鳥ネタでこれまで最も驚嘆したのは、体長25センチのコオバシギという渡り鳥の話でしょうね。南米南端に住むこの鳥は毎年北極圏まで移動するそうです。なぜアメリカ大陸の南の端から北の端までわざわざ渡るのでしょう。よくわかりませんね。しかも途中アメリカ東海岸でカブトガニの卵を食べに寄って、燃料補給するそうです。そもそも赤道直下の熱帯の先に
極寒の地があるなんてなぜわかるのでしょう。
 でもこんな地球レベルの話を思い出して野球のボール大の世界(口の中)で悩んでいるようでは、「籠鳥雲を恋う」ですかね。