院長ブログ
読書の秋
先日本屋に行きました。今は、明治学院大学の武光誠教授が書いた「〜で読み解く世界史の謎」シリーズの3冊目を読んでいますのですぐに欲しい本はありません。しかし亡くなった半藤一利さんの最後の遺稿と言われている「戦争というもの」が目に止まり立ち読みしました。いくら作家とはいえとても病床に伏してた90代の方が書いたとは思えない力のある内容でした。ですから「90歳でこんな仕事ができるのか!70、80くらいで歯医者やめてられない。」とテンション上がったはいいものの、気づいたら3分の1は読んでしまいました。
その昔、仙台の大型本屋で興味ある本を見つけ、買うほどではないけれど内容覚えるには面倒だと思いメモ帳に要点を書き写し始めました。そしたら間もなく後ろから肩を叩かれ見知らぬ男性から「内容はメモしないでくださいね。」と言われました。なんとお店の私服の監視員さんだったのです。結局そのページを頑張って暗記して帰りましたが---。ですから立ち読みで3分の1も読んでおきながらそのまま帰ったら、店出た後に「あんた、あんなに読んでタダで帰るの?」と追いかけられそうで、結局買って帰りました。もちろん残りのページはその日のうちに読みましたが、小心者ですよね。