院長ブログ

2021-05-17 12:12:00

歯科医師の使命㊷

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 先週の11日に新型コロナワクチンの2回目の接種を受けました。
今回は2回目のレポートです。接種していただいたのは前回と同じ高橋ハートクリニック様。問診票も前回同様で1回目の副反応を確認され、前回と全く同じ流れで接種します。一つだけ異なったのは前回は左腕でしたが、今回は右腕でした。接種時の痛みもほとんど同じで、その後の肩の痛みは前回よりむしろ軽かったほどです。終わった後、接種記録書にロットナンバーのシールを貼ってもらい帰ってきました。翌日は瀬峰小学校の歯科健診があり、やや不安でしたが健診時は全く影響なく、発熱、倦怠感、頭痛もなくやや拍子抜けでした。
 ところが同じ2回目の接種を受けた当医院のほとんどのスタッフ(全員女性で30代以上)に副反応が現れました。接種直後は無反応でしたが、帰宅した夜から翌日にかけて発熱、体調不良、関節痛などの副反応が続出、半数以上が早退や欠勤することになりました。このことはある程度想定していましたので、病院の診療に大きな影響はありませんでしたが、「2回目は副反応が強くでる。特に女性や若い人ほど。」と言う一般的なデータを裏付けることになりました。翌々日には全員ほぼ通常の状態に戻りましたが、こうなりますと今後接種を予定している特に女性の方は、2回目の接種翌日は休日にするか予定を入れておかない方が無難な気がします。
 また、副反応に対する処置としては対症療法しかないと言われていますが、解熱鎮痛剤については様々な検証、考察があり、投与すべきではないという薬剤も見受けられます。服用は自己判断ではなく、接種医などの指示を仰いでいた方が安全かと思います。これから接種を予定されている方の参考に少しでもなれば幸いです。