院長ブログ

2020-10-14 11:48:00

女心と秋の夜長

202010141819312601.jpg202010141819349219.jpg

 お彼岸も過ぎるとだいぶ涼しくなりますが、秋晴れ(写真1)だったり台風来たりと天気は変わります。昔から「女心と秋の空」とはよく言いました。しかし実はこの語源は当初(たぶん江戸時代)「男心と---。」だったらしいです。確かに演歌世代の自分が聞くムード歌謡の歌詞なんかほぼ全部、気まぐれな男を待つ女心を歌ってます。当事者にしてみれば男でも女でも相手方は気まぐれに見えるのでしょうね。
 それとなぜ秋は夜長なのでしょう。冬の方がよっぽど夜が長いですけど、暑くもなく寒くもなく活動できる時間帯が長いからでしょうね。私も布団に入ってから眠るまで時々長いと感じることがあります。そんな時は好みの曲をオススメしてくれる便利なYouTubeで歌を視聴して寝ます。一昨日は1日の終わりをイメージして別れの女心を歌った平浩二さんの「バスストップ」(写真2)を聞きました。眠るつもりが『こりゃ昭和の名曲だなあ。』と脳の血流が上がってしまいました。その次に同じ浩二でもリストに出てた玉置浩二さんの「メロディ」を聴きました。彼はこの曲で少し前にテレビでやってた『東京藝大生が選ぶ「歌の上手い歌手」ベスト10』にランクインしてました。この時はライブを見たのでその迫力と臨場感でますます目が冴え冴え。そろそろ寝ないと焦りつつATSUSHIさんの「糸」を聴きました。ご存知中島みゆきさんが作った唄で、菅田将暉君と小松菜奈さん主演で映画にもなっているあの名曲です。サビの歌詞は「縦の糸はあなた 横の糸は私」ですが、こんな緻密な話は秋の空みたいな心の男と女にゃ無理だろーとまどろみつつ、長い夜はふけていったわけです。