院長ブログ

2020-08-05 08:52:00

雨、雨、在宅極まれり。

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 在宅の日々が続き移動も病院周辺に限られていましたが、こんなに雨が降ってばかりですので今は「室内」に追いやられてしまってます。どうせなら雨ネタで。
 大学浪人中初めて聞いた小椋佳は「六月の雨」でした。当時は陰気な「四畳半フォーク」全盛でした。しかしジーパンを一切はかない荒井由美の出現は音楽の風潮をデイライトに変えてしまい、彼女が作った「雨のステイション」(写真)や「冷たい雨」を聞くにつけ、『こりゃ負けたわ』と実感しつつ大学受験とともに勉強にいそしんだ四畳半に別れを告げました。
 大学に入ると硬式野球部に入りましたが、蜜より甘い勧誘文句とは裏腹で大学の体育会系では最も過酷な練習の部活でした。昔から雨降りを願ったことなんかなかったのに毎日雨が降ることをひたすら念じてました。しかしそこは大学最強の運動部ですので、暗くなれば見えなくなったボールに白い石灰をまぶしてノックし、真っ暗になってもみんなのバイクのエンジンをかけてグランドをライトで照らし、雨が降っても野球部の寮の食堂で筋トレを通常の時間までやるってんだから(ふんとにムッチャきついわ)。結局、1年生の時は夏の大会終了まで一日も休まず練習しました。
 学生時代は、繁華街にあった『バッファロー』というライブハウス的居酒屋で松山千春の『雨上がりの街』をよく弾き語りしてました(写真)。それと小林麻美の「雨音はショパンの調べ」は聞いてましたが、オリジナルは世界的にヒットしたガゼボの「ILike Chopin」です。ただよく見ると原題には雨ってワードは入ってませんけど。
 さて開業してからの大きな出来事と言えば、昨年の今頃診療中に雷雨のあった日のことでした。光と雷鳴がほぼ同時でしたのですぐ近くで発生してんだろうなと思ってたらどんどん大きくなり、ついに強烈な一発が来たと思ったら病院全体が停電しました。周辺のお店もそうでしたのでかなり強い雷だったのでしょう。幸いブレーカーを上げたら復旧しましたのでほっと一安心。しかし、直後に顎全体のレントゲン撮影装置を使おうと思ったら全く動かず、「マジか!雷…??」と焦ってすぐメーカーさんに来てもらったところ、修理不能でした…。10台以上あるパソコン(写真)には落雷を遮断する装置が取り付けてましたがまさかレントゲンがやられるとは。やむなく新品の装置を入れましたが、ご想像していただけるように医療機器は大変高額ですのでこの時はかなり落ち込みました。
 最近ではコロナ対策として窓を開けて換気をまめにしていますが、雨に降られると窓を閉めざるを得ずエアコンに頼りがちです。換気扇は回っていますが換気が気になります。
 とにかく早くブァーッと熱風が吹きこみ、冷たいビールがおいしい、晩になっても暑い日々にならないかと切に希望する「ILike 暑晩(ショバン) 」な毎日です。