院長ブログ
赤系フード
新型肺炎にはとても困っています。
感染予防のため最近は外出を極力避けるようにしてますので外食はしないので内食がほとんどです。それはそれで対応してますが、家の食品や調味料をよくみるとあることに気がつきました。それは『赤が多い』ことです(写真)。食品や調味料に赤系が多いのは食欲が関係してるみたいです。さらにスポーツの世界では赤いユニフォームのチーム(選手)は有意に勝つ確率が高いというデータまでもあるそうです。逆に青色はそうではないようです。ふーん、ですね。
どうやら原始の時代から肉や魚は赤が主体なので、それらを食べるのは当たり前だけど青色の食物なんて滅多に出会わないのでためらいが出るからではないかということらしいです。確かにウチにある食品で青いパッケージと言えば昔ながらのアジシオの容器だけですし、スパゲッティのソースがもし真っ青だったらかなり引きますよね。色彩心理学によると赤は食欲を促進させ青色は減退させるようです。スポーツでは赤だと闘争心がよりかき立てられるそうです。色の種類によって人間の感覚に与える影響も様々で、例えばピンクだと「不安を和らげ気持ちを優しくしてくれる」という効果があるみたいです。ちなみに当医院のスタッフのユニフォームはピンクです。
またヨーロッパなどには色ではなく、植物の精油による匂いによって病気の症状を和らげたり、ストレスの緩和やリラックスを目的としたアロマテラピーという伝統療法があります。フランスでは通常の服用薬同様、薬剤師がフレグランスを処方し患者さんの美や健康に役立っているそうです。
さてコロナウィルス。阪神の藤浪選手や、森三中の黒沢さんは味覚も嗅覚も感じなくなったそうです。このような人間としての感覚まで狂わせるとは本当に悪どいですね。絶対感染予防を心がけ負けないようにしましょう。