院長ブログ

2019-12-16 21:55:00

歯科医師の使命㉝

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 12月 8日は東京都品川区旗の台にある昭和和大学上條記念館で開催された日本補綴学会東京支部の学術大会に出席してきました。東京支部は昭和大学、日本大学、東京医科歯科大学、日本歯科大学、東京歯科大学で構成されています。補綴歯科学は失われた歯を立て直すことによって機能や審美性を回復させる領域です。演題の多くは、インプラント関係、最新の被覆冠(かぶせもの)、取り外しの義歯などについてでした。舞台での発表はその時間まで待たないとなりませんが、若い先生が専門医取得のためのポスター発表というセッションがあり発表内容がポスター形式で掲示されているので、これは一気に閲覧してきました。いずれにしても最近の補綴学の動向や若い先生の取り組み方を直接見ることができてとても刺激を受けて勉強になり、これからの研鑽のヒントを得て帰ってきました。
 ところで昭和大学上条記念館は東急大井町線の旗の台駅近くにありますが、駅の改札を出たらそこは一方通行の小さい商店街の通りでした。紙の地図は持って行ったものの、目立つ建物が無く「え!?どっち行けばいいのさ。」と迷い、今の若い人みたいにグーグルのアプリもありませんから、「ヤバイ。遅刻するわ。」と焦って天を仰いだところ、低い商店街の後ろに巨大な建物がありちゃんと昭和大学と表示があるではありませんか。「助かった!けど、やっぱり広い都会を歩くのは苦手なんだよね。」とやや卑屈になった日でした。