院長ブログ

2019-10-16 21:40:00

まるで湖畔の歯科医院

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 先日の台風19号は度重なる警報通り全国規模で恐ろしい被害をもたらしました。当医院一帯は12日の土曜日の夕方から暴風雨に見舞われ、翌朝まで続きました。翌日の朝、台風一過で天気は良くなりましたので病院の周辺を見回ったところ、ふだん病院の北側の道路の向こうには広大な田んぼがあり、南側も田んぼが広がっているはずなのですが、どっちを向いても湖のような水面がどこまでも広がってました(写真1、2)。まるで遠浅のように波が立っているのを見て絶句しました…。また病院周辺には異常がなかったものの、わが愛車は強風による飛来物の激突により前方ボディにヘコミと傷ができていたのには驚きがっくりしました(写真3)。
 この『これまで経験したことのないような…』とか『数十年に一度の…』という表現を何度も聞きましたが、自分が子供のころの台風はこんなに強烈じゃなかったような気がします。最近は大雨やゲリラ豪雨が異常に多いですが、それは地球の温暖化による海水温度の上昇が関係しているようです。海水の温度が上がれば沢山水分が蒸発して雲になりますからね。また台風の場合も、気象庁によりますと予測実験で海水の温度上昇が台風の発生頻度、大型化や雨量の増大につながるそうです。地球の温暖化はやっぱり困りますね。
 今回の台風による水害のニュース映像を見ると、震災時の津波をフラッシュバックしますが、津波はやがて海水が海に戻りますが、台風による浸水はいつまでもとどまっているような気がします。被災した方々と地域が早く普通の姿に戻れるよう心より願っております。