院長ブログ

2019-04-18 18:15:00

♪さくら舞い散る中に忘れた記憶と……

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 この前の休日はとある公園とお堀沿いに桜を見に行きました。自分の一番好きな季節は暑い真夏ですが、桜の季節もなかなか好きです。去年のこの時期のブログにも書きましたように桜にまつわる唄はいっぱいありますが、桜で思い浮かべるイメージですぐ出て来るのは、松本清張原作の映画「砂の器」ですね(ちなみに中居正広君主演のドラマではなくもっと前の作品です)。その中で今は亡き加藤剛さん演ずる和賀英良(ワガ エイリョウ)が、父親と放浪する時に出てくる桜の風景が忘れられません。悲哀に満ちたストーリーとは対照的なあまりにも美しい桜の情景が印象的でした。
 さてちょっと前に家族の間で加藤剛さんの話が出たときに、「ああー、あの砂の器でカノエーコー演じた人ね・・・。」と言ってしまいました。しばらく違和感なく「カノエーコー」を連呼してるうちに、「はあ?カノエーコーって、鹿野英孝じゃないの!! おれって何言ってんだろう。」と気づきました。確かに音が似てますが、実際の「ワガ エイリョウ」を思い出したのはその数時間後でした。加齢による健忘かもしれませんが、記憶って年齢とともに桜のように散りゆくものなんでしょうかねえ…? 
 ヒュルリーラ ヒュルリーラ