院長ブログ

2018-01-06 14:12:00

陰と陽

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 また新しい一年が始まりました。今年もよろしくお願いいたします。このつまらないブログまで到達された方には深く感謝申し上げます。
 さて、元旦は例によって気仙沼に行きお墓参りと親戚に挨拶をしてきました。天気も良く、遅寝で初日の出は見れませんでしたが、輝かしいお日様を見ることができました。写真1枚目はよく行く気仙沼湾の桟橋からみた午後の太陽です。なかなか震災復興も進んでませんが常に希望が持てるようにお日様には明るく照らしてもらいたいものですね。
 お日様は陽ですが陰といえばはお月様です。正月明けの診療初日の夜、夜空を見るとそこにはなんと朱色のお月様が(写真2枚目)。よく見る白いお月様とは違う朱色で、立ち止まって見入ってしまうほどの絶景でした。地平線近くに月があると、より多くの空気の中を月光が通過してくるため青系の光が吸収され朱色に見えるそうです。ちなみに海が青く見えるのは海水に赤系の色が吸収されるかららしいです。昼のお日様と夜のお月様ではその景観はもちろん、趣も受ける印象も正反対ですね。今年もこの月と太陽のように、良いこともあればそうでないこともあるのでしょうね。
 陰と陽と言って思い出すのは、高校生の頃よく聞いたジョニ・ミッチェルが歌った『青春の光と影』です。英語の歌詞なので良くわかりませんでしたがタイトルとその歌い方で「確かに青春には光と影があるよねえ…」なんてわかったふりしてました。でも歌詞の最後のフレーズ『I really don't know life』だけはわかってて、今となっては「確かに俺は人生をわかってないよねえ…」なんてわかったふりしてます。