院長ブログ
クリスマス・ツリー3景
先週末はクリスマスと重なりましたが、年末なので大掃除しつつものんびりしました。
祝日の土曜日は行きつけのおそば屋さんへ行きました。江戸時代、町民は年末の大掃除をした後、せっかく台所もきれいにしたので汚したくないからと、おそばを出前で頼んだことから年越しそばと言われるようになったらしいですが、このとき食べたのはうどんでした。写真の1枚目はそのそば屋さんの玄関前に置いてあったツリー(紫キャベツ?)の鉢です。ちゃんとラメがかけられていてクリスマス仕様でした。
日曜日の夕方は仙台のとある喫茶店に行ってカフェ・ラテを飲みました。自分としては普段コーヒーをゆっくり飲む事がないので、いつものようにガバッと飲んでしまいたかったのですが、このラテにはいわゆるアートが施されていて逆に口をつけるのがはばかりました。2枚目の写真がそのカフェ・ラテ上に作られたミルクのツリーです。
夜には仙台の定禅寺通りのライトアップを見に行きました。この光のページェントを見るのはおそらく十年ぶりくらいですが、いつ見てもきれいな風景ですね。写真3枚目は巨大ツリーのイルミネーションです。それにしても右も左もプレゼントを持った、あるいはそれを求めるカップルだらけでしたが、日本人はこのようなイベントが好きですよね。宗教が違うのにクリスマスで盛り上がる日本人を見て、外国の人たちが『アンビリーバボー!』と口々に言うのは聞き慣れましたが、とにかく盛り上がるきっかけが好きなんだと思います。
最近ではハロウィンの経済効果がバレンタインデーのそれを凌いだという話がありました。そのハロウィンって日本からは遥か遠い古代ケルト人のお祭りだったらしいですが、とにかく何でも楽しむきっかけがあればいいんでしょうね。ちょっと前にフランスのカルフールという大手スーパーが自信満々で日本に進出しましたが、数年で撤退しました。カルフール側の話では、商品の多くは他の日本のスーパーより常時低価格だったらしいですが、日本のスーパーでは週一のセールやタイムサービスで客が集まり、そのイベントのタイミングで買い物する日本人の消費形態を切り崩すことができなかったらしいです。フランスにもソルド(セール)というものもありますが、そんな日本人の心理を理解できなかったのでしょう。 そして夜は、例年どおり山下達郎の『Season's Greetings』を聞きながら、年末の後片づけをして寝ました。
さて今年もあとわずかです。今年学んだことや経験を十分に生かして来年も全ての患者様の口の機能回復と健康維持に努めたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。それが私からの『Season's Greetings』です。