院長ブログ

2017-06-30 12:24:00

特急ツバメ

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 5月22日、JR仙台駅1階入り口の「仙台駅」の表示の上にツバメが巣を作っているのを発見しました(1枚目写真)。その数日後TVのニュース番組でツバメの話題があり、ツバメは渡り鳥で(知りませんでした!)、南から日本に移動して巣を作りますがその時期を桜の開花前線と同じように日本の地図上に表示されてました。それによると確かに宮城県は5月20日ころでした。
 またツバメはいずれ南に帰りますが日本に戻ってくるときはまた同じ巣に帰ってくるそうです。これに対しスズメは異なる環境に営巣するようですが、最近の耐震建築によりスズメが営巣しやすい好立地が少なくなってしまい、なんと冬の間空いているツバメの巣を乗っ取ってしまうらしいです。鳥の住宅事情も厳しいですね。
 2枚目の写真(6月6日)は巣でうずくまっている様子ですが卵を温めているのでしょうか?3枚目(6月23日)は巣の縁にたたずんで時折飛んで行ってはすぐ帰ってきますがもしかしてヒナは生まれたのでしょうか?

 さてJRとツバメといって連想するのは幼児のころ読んだ乗り物の絵本です。そこには蒸気機関車(SL)が描かれておりその名も「特急ツバメ」でした。子どものとき旧国鉄を利用するときは必ず鈍行のSLでしたので大人になったら絶対乗ってやろうと思いましたが、もともと「特急ツバメ」は全く行くことの無い東海道本線を走っていましたし、そもそもSL自体が消滅したので結局かなわぬ夢に終わりました。ただ現在は九州新幹線に「ツバメ」という列車があるらしいのですがその血脈を受け継いでいるかどうかは不明です。
 このSLへの思いは興味ない方にはまず理解できないでしょうね。「ゆとり」「さとり」の「機関車トーマス」世代ならわかってくれるでしょうけど。