院長ブログ

2016-07-01 08:29:00

徒然(つれづれ)なるままに

201607011535226890.jpg 

 写真は2、3日前午後7時頃の栗駒山方向の夕焼けです。無料で見られる自然の壮大なショーですね。夕焼けがあれば朝焼けもあります。どちらも綺麗で心に訴えるものがあります。朝焼けの日は雨、夕焼けの次の日は晴れなんて言われてますが、どっちが好きかと聞かれれば夕焼けですね。イメージ的に朝焼けはこれから仕事だという心理と重なってリラックスできませんね。しかも朝焼けなんて早起きしなければ見れませんし、学生時代は硬式野球部だったのですが夏の合宿は特に地獄で、朝も早くに散歩から始まります。今日も練習が始まるんだと思うと気が重く、その度に朝焼けを眺めていたので今でもトラウマになっています。
 それにひきかえ夕焼けは時間的に仕事帰りが多く、さあてこれから何しようか、まずはイッパイか、という開放感も相まって夕焼けが祝ってくれてる気分になります。その昔、ミスタートワイライトのBobby CaldwellのCDを聞きながら夕暮れの時間を過ごすのが一番の贅沢でしたが、そのうち夜になってしまうとテンションが下がってしまうのは何故でしょうね。
 今回はさもない話を徒然なるままに書いてますが、鎌倉時代からこの徒然という言葉はヒマだって意味で使われています。宮城ではヒマな時は「とぜん」と言いますよね。なんと「徒然」のことなんですね。これを教えてくれたのは高校時代の古文の先生ですが、都落ちした人たちが東北に逃れこの地域に京の言葉を広めたらしいです。でも宮城でヒマなシチュエイションで使う言葉はなんつっても「ひまたれ」でしょう。