院長ブログ
2015-12-12 23:58:00
地球温暖化と日本人の起源(前編)
昨日は国内各地で気温が高かったみたいですね。三重県などでは12月としては観測史上初めて夏日を記録したようです。やはり地球温暖化のせいなのでしょうか。かつて地球が氷河期のころは北南極には氷が豊富で、海面の水位が低下し日本海では今の海底が干上がって中国大陸から日本まで歩いてこれたみたいです。しかし現代はこの逆ですから海面の水位が上がってくるので海抜の低い小国にとってはひとたまりもないですね。以前『ツバル 海抜1メートルの島国、その自然と暮らし』という写真集を読みましたが、ほとんどの住居が海抜1~2mのところにある国ですから温暖化は国家の死活問題でしょう。
おりしも金星探査機「あかつき」が観測軌道への投入に成功しました。金星というのはその表面がほとんどCO2(二酸化炭素)に覆われているために温室効果をもろに受けものすごい高温になっているそうです。ですから今フランスではCOP21で地球温暖化対策の新たな枠組み作りを目指してCO2排出に絡んで最終合意案でもめてますが何とか決着してもらいたいですね。このままいくと100年後には今の青森の平均気温が東京並みになってしまうそうです。寒い氷河期もいやですが、こんなに温暖化すると驚きを通り越して恐怖を感じますね。