院長ブログ
再び三陸海岸食
年齢的によく人の名前をすぐ思い出せないことがあります。患者様は口の中の状況でイメージしていますので、名前を覚えていなくてもレントゲン写真を見たりすると、『ああ、あの方か。』となります。しかし日常生活では有名人の名前でさえ出てこないことがあります。ジョージ・ルーカスは出てきてもスティーブン・スピルバーグが思い出せないとか、インディ・ジョーンズは出てきてもハリソン・フォードは出てこないとかです(写真1)。もちろん焦ってはいますので少しは対策を考えています。記憶対策のポピュラーなところではDHAやEPAを取ることですから、これらの脂肪酸をふんだんに含んだ魚の目のあたりを何とか食べようとしています。
それで最近は魚のカマとかをそのまま煮るあら汁をよく食べます。あら汁ですから魚の骨や内臓がたくさん入っています。ところが先日骨だと思っていた硬い異物をよく見ると、なんと極小のカニでした(写真2)。『なんだ子どものカニかい。』とチラ見したものの、『カニってどうやって成長するのだろう。カニの肉は太くなるのはわかるけど、殻はどうなるねん…。』って。子供のころヤドカリは成長すると自分の貝殻を捨て、より大きな貝殻に引っ越す、と聞いたとき『いくら宿を借りるって言っても、その大きな貝殻は一体どこから来るのだろう…。』と悩んだ時がありました。今じゃあアマゾンでヤドカリの引っ越し用貝殻を売ってる時代ですから、ますますどうなっているんでしょう…。